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Column — ひとり親・再婚

結婚したいと思える人が、同時に2人いたらどうしますか?

しなこが担当する ma cherie ange の「ひとり親・再婚」の読みものです。

こんにちは😊
IBJ正規加盟の結婚相談所 ma cherie ange(マ・シェリー・アンジュ) 代表カウンセラーのshinakoです。

はじめまして|シングルマザーの婚活を支える結婚相談所

今までの記事を見逃してしまった人へ

3人の仮交際相手の間で揺れる、シンママ婚活のリアル

「結婚したいと思える人が、同時に2人いたらどうしますか?」

しかも自分はシングルマザー。
恋愛のドキドキだけでなく、子どもの生活、将来の安心、現実的な相性まで考えなければいけない――。
簡単に答えなんて出せないからこそ、深く悩み、立ち止まってしまう方は少なくありません。

今回のブログでは、3名との仮交際の中で揺れる、あるシンママ会員様のリアルな婚活ストーリーをご紹介します。
「複数交際って不誠実?」「気持ちで選ぶべき? それとも安心感?」
そんな婚活中の本音に重なる場面が、きっとあるはずです。
最後に彼女が選ぶ未来を、ぜひ一緒に見届けてください。

※登場人物のお名前や一部の設定は、プライバシーに配慮して仮名・一部調整のうえご紹介しています。

“好き”だけでは決められない。シンママ婚活の難しさ

今回ご紹介するのは、仮に亜希さんとお呼びする、シングルマザーの会員様です。

明るく聡明で、お仕事と子育てをしっかり両立されながら、
「もう一度、誰かと人生を築きたい」
そんな前向きな思いを持って活動されていました。

ただ、シンママ婚活は、独身時代の恋愛とは違います。

自分が好きになれるか。
一緒にいて楽しいか。
居心地がいいか。

もちろんそれらは大切です。
でもそれだけでは決められません。

その方と結婚したとき、子どもの生活はどうなるのか。
働き方や住む場所は現実的か。相手は「自分」との結婚だけでなく、「子どものいる家庭」に入っていく覚悟を持てるのか。

気持ちと現実。
女性としての幸せと、母としての責任。
その両方を見つめながら進めていくのが、シンママ婚活です。

同時に進んだ、3つのご縁

ある時期、亜希さんには3名の仮交際相手がいらっしゃいました。

ひとりは、最初から自然に距離が縮まり、会話が止まらないお相手。
ひとりは、穏やかで誠実で、これからもっと知っていきたいと思えるお相手。そしてもうひとりは、年齢差はあるものの、大人の包容力と落ち着きを感じるお相手。

どのご縁にも、それぞれの魅力がありました。
そして同時に、どのご縁にも、見極めるべきポイントがありました。

婚活ではよくあることかもしれません。
でも、真面目な方ほど、この状況に胸を痛めます。

「同時に複数の方と向き合っている私は、不誠実ではないでしょうか」

亜希さんも、そんなお気持ちを打ち明けてくださいました。
その言葉に、この方がどれほど誠実にご縁と向き合っているのかが、よく表れていたように思います。

1人目・直樹さん――心が動く。けれど、確認すべきことも多い相手

最初にご紹介するのは、仮に直樹さん。

亜希さんにとって、現時点でいちばん「真剣交際に進む現実味が高い」と感じられるお相手でした。会話量も多く、距離の縮まり方も自然。
生活圏が近く、会いやすいこともあり、関係は順調に育っていました。

電話をすれば、気づけば長時間。
話していて楽しい。
気を遣いすぎずにいられる。
結婚生活を想像できる場面も、少しずつ増えていたのです。

ただ、結婚相手として見たときには、確認しておきたいこともはっきりありました。

今後の仕事の方向性。
転勤や環境の変化の可能性。
過去の結婚歴やお子さまのこと。
そして、ご自身の健康面に関する大事な結果待ちのタイミングでもありました。

つまり、気持ちが前向きに動くお相手である一方で、
結婚を考えるなら、もっとも丁寧に現実を見なければならないお相手でもあったのです。

好きだからこそ、勢いでは決められない。
むしろ好きだからこそ、生活の現実まで見なければいけない。
そんな場面に、亜希さんは立っていました。

2人目・悠斗さん――穏やかで誠実。これから知っていきたい相手

次にご紹介するのは2歳年下の悠斗さん。

初回デートの印象はとても良く、思いの外、ロマンティックな場面も。
デート後のやり取りからも前向きな温度感が伝わってきました。
誠実で、穏やかで、安定感がある。
一緒にいて肩肘を張らずにいられそうな雰囲気がありました。

いわゆる“強いときめき”とは少し違うかもしれません。
でも、結婚生活という視点で見たときに、じわじわと安心感が増していくタイプの方です。

ただ、悠斗さんは初婚。
ここはシンママ婚活において、とても大切な視点です。

結婚すれば、ある日突然「夫婦になる」だけではありません。
シングルマザーとの再婚は、男性にとっても「子どものいる家庭に入っていく」という意味を持ちます。

そのことをどれだけ自然に受け止められるのか。
理想の家庭像の中に、子どもの存在がどれだけ具体的に描かれているのか。
自分だけではなく、親子との関係をどう育てていこうとするのか。

悠斗さんは十分に魅力的なお相手。でも、交際期間がまだ短い分、答えを急ぐタイミングではありませんでした。

むしろここから、結婚後の生活や家庭像について自然に深めていくことで、本当の相性が見えてくるご縁なのかもしれません。

3人目・誠さん――好印象と“結婚したい”は、同じではない

3人目・誠さん――好印象と“結婚したい”は、同じではない
そして3人目が、一回り年上の誠さんでした。

年齢差はある。
けれど、実際に会ってみると、その差を強く感じさせない。
落ち着きがあり、スマートで、会社経営者としての経済的な安定感もある。さらに、シングルファーザーとして日々子育てに向き合っている姿には、頼もしさもにじんでいました。

きっと多くの方が、好印象を抱くお相手だと思います。

ただ婚活では、ときに「好印象」と「結婚したい気持ち」は、必ずしも同じではないという見極めが必要になります。

「思ったより年齢差を感じなかった」
「思ったより自然に話せた」
「思ったより違和感がなかった」
それらはもちろん、前向きな感覚です。

でも、その印象がそのまま
「この人ともっと関係を深めていきたい」
「ひとりの男性として惹かれている」
という気持ちに結びつくとは限りません。

条件の良さや安心感があること。
それは結婚相手を考えるうえで、とても大切な要素です。
けれどその先に、ひとりの男性としてもっと知りたいと思えるか。将来を重ねていきたいと感じられるか。
そこを丁寧に見極めることが、何より大切なのです。

誠さんとのご縁は、まさにその答えを確かめている途中にありました。

婚活で苦しいのは、「誰も悪くない」こと

このケースが難しいのは、誰かに明確な欠点があるわけではないことです。

心が動くお相手がいる。
安心感を覚えるお相手もいる。
条件や印象の良さを感じるお相手もいる。

どのご縁にも意味がある。
だからこそ簡単に切れない。
だからこそ苦しい。

そして、そんな中で亜希さんはこう悩まれました。

「お二人の方と将来の話をしている自分は、不誠実ではないでしょうか」

でも私たちは、この迷いを“弱さ”だとは思いません。
むしろその逆です。

軽い気持ちで進めていないからこそ、迷う。
誰かを雑に扱っていないからこそ、苦しくなる。
ひとつひとつのご縁を真剣に見ているからこそ、簡単に答えを出せない。

相談所での仮交際は、複数のご縁の中から相性を見ていく期間です。特にシンママ婚活では、自分ひとりの気持ちだけで決めるわけにはいきません。

子どもを含めた暮らし、安心、現実、将来。
それらすべてを見ながら進めるのは、当然のことです。

ですから、複数交際をしていること自体が不誠実なのではありません。
大切なのは、そのときそのときで、目の前のご縁に誠実に向き合うこと。
そしてどこかのタイミングで、きちんと決断することです。

真剣交際の打診は、ゴールではなく“見極めの最終段階”

亜希さんの中では、近いうちに直樹さんとの関係が大きく動くかもしれない、という空気もありました。

真剣交際の打診があったら、どうするか。
うれしい。
でも、すぐに即答できるとは限らない。
前向きな気持ちはある。
けれど、確認しておきたい現実もある。

婚活では、ときに「迷わず決めること」が良いことのように見える場面もあります。けれど、本当に大切なのは、

早く決めることではなく、納得して決めることです。

気持ちが盛り上がっているときほど、現実の話をする。
結婚後の生活を想像する。
子どもを含めた家族の形について話す。
曖昧なまま進めない。

この丁寧さこそが、恋愛と結婚の違いなのだと思います。

彼女が最後に選ぶのは、“条件”でも“勢い”でもなく…

この物語は、まだ途中です。

心が動く相手。
安心して向き合える相手。
もう少し知ってから判断したい相手。

そのすべてのご縁の中で、亜希さんはきっと今、自分にとって本当に大切なものを確かめているのだと思います。

ときめきなのか。
穏やかな安心感なのか。
子どもを含めて自然に笑い合える未来なのか。
あるいは、そのすべてを少しずつ持っている誰かなのか。

婚活は、相手を選ぶ時間であると同時に、
自分がどんな人生を望んでいるのかを知っていく時間でもあります。

近い将来、彼女の花嫁姿を見られる日を楽しみに

この先、どのご縁が実を結ぶのか。
どんな会話が決め手になるのか。
どのタイミングで、彼女の気持ちがひとつに定まるのか。

今はまだ、誰にもわかりません。

けれど、こんなふうに悩みながらも、逃げずに向き合える方は、きっとご自身らしい幸せをつかまれるはずです。
母としても、ひとりの女性としても、誠実に未来を選ぼうとしているその姿は、とても美しく、尊いものだと感じます。

最後に隣に立つのは誰なのか。
そのご縁がどのように“運命”へと変わっていくのか。
そして近い将来、少し照れたように笑いながら、幸せいっぱいの花嫁姿を見せてくださる日が来るのか――。

その日を、私たちも首を長くして楽しみにしています。

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この記事は、ma cherie ange の note(https://note.com/tomo06103280/n/n7bcb63976481)に掲載した内容を、このサイト向けに転載しています。