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Column — ひとり親・再婚

「うちは“ふたり親”だよ」――ある無料相談で、シングルファザーの彼が教えてくれたこと

しなこが担当する ma cherie ange の「ひとり親・再婚」の読みものです。

こんにちは😊
結婚相談所 ma cherie ange(マ・シェリーアンジュ)
代表カウンセラーのshinakoです❤️

先日、あるシングルファザーの男性から
無料相談のお申し込みをいただきました。

「再婚を考えたいわけじゃないんです。
でも、ひとりで子育てしてると、
たまに誰かに話を聞いてほしくなって」

はじめまして|シングルマザーの婚活を支える結婚相談所

今までの記事を見逃してしまった人へ

そんな前置きから始まったお話が、
とてもあたたかくて。
ご本人の許可をいただいたうえで
(個人が特定されないよう内容は一部変えています)、
今日はそのときに感じたことを書かせてください。
婚活の話というより、
「ひとり親として生きること」への、
ひとつのエールになればうれしいです💐


「家事も育児も、全部ひとりで」から始まった離婚

彼――ここでは奥村さん(仮名)とお呼びします
――は、離婚前、料理も洗濯も、学校の書類も、
子どもの通院も、休日のお出かけも、
そのほとんどをひとりで担っていたそうです。

「一生この状態が続くのかな。自分の人生って、一体何なんだろう」

そう思い悩んでいたとき、
友人の一言で目が覚めて、
別れを決意されたと話してくださいました。

私はこのお話を聞いて、ハッとさせられました。
「ひとり親=母親」というイメージが
世の中にはまだ根強くありますが、
家事や育児の負担に押しつぶされそうになるのは、
性別に関係ないんですよね。

実際に調べてみると、
全国の父子世帯は約14.9万世帯
(令和3年度・全国ひとり親世帯等調査/こども家庭庁・厚生労働省)。
数としては母子世帯より少ないぶん、
「男性が子育てで悩む」姿が周囲に見えにくく、
共感してもらいづらい
――そんな構造的な孤独があるのだと感じます。


「パパがそう思うんなら、いいんじゃない」

離婚を打ち明けたとき、
当時小学生だった息子さんは、
そう言ってあっさり受け止めてくれたそうです。

「僕の都合で環境を変えてしまう罪悪感があったから、息子のマイペースな性格に救われた」

彼はそう、少し照れたように笑っていました。

子どもって、大人が思うよりずっと物事を見ています。
だからこそ、隠さず誠実に伝えた奥村さんの姿勢は、
息子さんへの深い信頼のあらわれだったのだと思います。


離れて暮らしても、絆は切れなかった

離婚後の2年半、息子さんはお母さんと暮らし、
奥村さんは別の家へ。話し合いの末、
「監護権はお母さん、親権はお父さん」
という形にされたそうです。

(少し補足すると、親権と監護権は法律上、別々の人が持つことも可能です。日常のお世話をする「監護権」と、財産管理などを含む「親権」を分けるケースは実際にあります。奥村さんのご家庭は、まさにその形でした)

パパっ子だった息子さんは、
1日に2〜3回電話しないと
「会いたい」と泣いてしまう。
だから奥村さんは、
週末や長期休みに必ず迎えに行き、
こまめに連絡を取り続けたそうです。

「日曜の夜、家まで送って『またね』と手を振る瞬間が、いつも本当に寂しかった」

この言葉が、私はずっと心に残っています。

“ひとり親”というと、
子どもを引き取って育てる側の
苦労に目が行きがちです。
でも、離れて暮らす側にも、
会えない寂しさという別の大変さがある。
奥村さんは、その両方を経験された方でした。

ちなみに、面会交流や離れて暮らす親との交流は、
法律(民法766条)でも

「子の利益を最も優先して考慮する」

と定められています。親のためではなく、
子どもが

「自分は両方の親から大切にされている」

と感じ、心の安定を得るためのもの。
奥村さんが連絡を絶やさなかったことは、
まさに息子さんの心のセーフティーネット
だったのだと思います。


「ちゃんと成長したのは、パパのおかげ」

その後、元奥さまが新しいパートナーと
暮らすことになり、
息子さんは奥村さんが引き取ることに。
今は父子ふたり暮らしで3年目。
中学生になった息子さんは、
政治や哲学の本を読むのが好きで、

「将来は学者になりたい」

と話すそうです。

「食えないよ、って言ってるんですけどね(笑)」

そう笑う奥村さんの顔は、
本当に幸せそうでした。

そして数年前、元奥さまから、
こう言われたそうです。

「息子がちゃんと成長したのは、パパの力が大きいと思う」

「その一言で、ずっと抱えていた罪悪感が、少し軽くなった気がしました」

離婚しても、お互いを認め合える関係。
それは息子さんにとって、何よりの贈り物ですよね。


「うちは“ふたり親”だよ」

インタビューを受けると息子さんに伝えたら、
こう言われたそうです。

「え、親ふたりともいるから、“ひとり親”じゃないじゃん」

離れて住んではいても、
お父さんもお母さんもいる。
だから“ふたり親”でしょ、と。

……この言葉に、私は思わず胸が熱くなりました。

家族の「形」は、
一緒に住んでいるかどうかだけでは決まらない。
子どもが

「自分には両方の親がいる」

と胸を張って言える。
それは、奥村さんと元奥さまが、
離婚後も子どものために交流を
続けてこられたからこそ、なんですよね。


カウンセラーとして、思うこと

この相談を通して、私が改めて感じたことがあります。

それは、

「ひとり親は、ひとりで抱え込まなくていい」

ということ。

調べていて胸が痛かったのは、
父子世帯では「相談相手がいない」と
答えた方が約45%にのぼるというデータ
(令和3年度・全国ひとり親世帯等調査)。
母子世帯の22%と比べても、
父親の孤立が目立ちます。

「男は弱音を吐くな」

という空気が、
まだどこかに残っているのかもしれません。

でも、国や自治体には、
ひとり親を支える仕組みがちゃんとあります。
こども家庭庁は

「子育て・生活支援」
「就業支援」
「養育費確保等支援」
「経済的支援」

の4本柱で施策を進めていますし、
児童扶養手当も平成22年から
父子家庭が対象になりました。
全国の自治体には、
父親も相談できる窓口があります
(※制度の要件や金額は変わることがあるので、最新情報はお住まいの自治体窓口でご確認くださいね)。

そして、奥村さんが最後にくださったメッセージが、
すべてを物語っていると思います。

「同じような境遇の人が、実は結構いる。それを知るだけでも、少し気持ちが軽くなるはずです」

まさに、その通りだと思うんです。

私に、心境を伝えてくださり、少しでも心が
楽になった、話すことで前にすすめるようになった。

まだまだ勉強中ですが、こんな私でよければ
相談相手になります。

もし、再婚を考えたくなったときは
全力で伴走させていただきます🍀


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ma cherie angeは結婚相談所ですが、

「まだ再婚は考えていない」
「ただ、誰かに話を聞いてほしい」

――そんな段階のご相談も、いつでも歓迎しています😊

ひとり親として頑張るあなたが、
ふと肩の力を抜ける場所のひとつになれたら、
うれしいです。

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無料カウンセリングからでもお気軽にどうぞ💐

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この記事は、ma cherie ange の note(https://note.com/tomo06103280/n/nfae6b3e28f47)に掲載した内容を、このサイト向けに転載しています。