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Column — ひとり親・再婚

「休んでいいよ」と言ってもらえた日のこと|こども家庭庁が表彰した5社の話

しなこが担当する ma cherie ange の「ひとり親・再婚」の読みものです。

こんにちは😊
結婚相談所 ma cherie ange(マ・シェリーアンジュ)
代表カウンセラーのshinakoです❤️

『また、熱か……』

保育園からの着信に
心臓がすこし冷たくなる感じ。

シングルマザーだったころの私は
スマホが鳴るたびに
まず時計を見ていました。

いま抜けたら
何に間に合わなくなるか。
誰に、なんて言えばいいか。

子どもの熱より先に
段取りを計算している自分がいて。

それが、地味に苦しかったんですよね。

今日は、そんな記憶をまるっと
思い出した記事を ご紹介させてください🌿


紹介したい記事があります

こども家庭庁の補助事業として運営されている、
ひとり親家庭向けの情報サイト「あなたの支え」。

その中の一本に、こんな記事があります。

「お互い様」が支える職場 こども家庭庁表彰企業に学ぶ
ひとり親就業支援

(あなたの支え/https://anata-no-sasae.jp/advice/07/index.html )

こども家庭庁は毎年、
ひとり親の就業支援に積極的な企業を
「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業」
として表彰しています。

令和7年度に選ばれたのは、5社。

  • 社会保険労務士法人 和(大阪府大阪市)

  • 株式会社エルダーテイメント・ジャパン(千葉県千葉市)

  • 医療法人 凰林会(三重県津市)

  • FitLIFEDESIGN株式会社(長崎県諫早市)

  • 株式会社シルバーネスト(和歌山県和歌山市)

(出典:こども家庭庁公式サイト/確認日 2026年9月11日)

記事では、その5社の担当者と、
実際に働く
シングルマザー
シングルファーザー
の方の声が 紹介されています。

これが、思っていたよりずっと具体的で。

読みながら、何度か手が止まりました。


「制度」って、こういうことなんだ

正直に言うと、私はこういう表彰の記事に対して、
少しだけ身構えるところがありました。

きれいごとが並んでいるんだろうな、と。

でも、出てくる工夫が、やたらと現実的だったんです。

たとえば、こんな内容が紹介されていました。

(出典:あなたの支え「『お互い様』が支える職場」/
確認日 2026年9月11日。制度内容は変更される可能性があります)

1時間単位の有給。

半休だと余るから、
という理由で作られたそうです。

……これ、考えた人、
絶対に子育てしたことありますよね。笑

学校行事って、2時間で済むんですよ。
でも半休を使うしかなくて、なんとなく損した気分になる。

その「なんとなく」を制度にした会社がある。

凰林会さんの、正社員とパートを行き来できる仕組みも印象的でした。

正社員のまま時短にすると
「なぜあの人だけ」という空気が生まれる。

だから、あえて契約を分けて条件を明確にする。

そうすると本人も気兼ねなく帰れるし、
周りも「時間だから上がりなよ」と声をかけやすくなる、と。

やさしさを、根性ではなく設計で解決している感じ。

ここ、すごく好きでした。


共通していたのは、たった一つ

5社、業種も規模も地域もバラバラです。

介護、医療、社労士事務所。

なのに、記事を読み終わったとき、
同じ言葉が何度も出てきたことに気づきました。

「お互い様」。

特別な制度をつくる以上に、
多様な事情に共感し合える土壌をつくることが重要。

いざというときは、子どもを連れてきてもいい。

誰かが休んでも、別の人がカバーできるように、
仕事を一人に属人化させない。

つまり、 支援制度そのものより、
その制度を使える空気のほうが本体
だった、
ということです。

わかります。

制度って、あるだけでは使えないんですよね。

就業規則に書いてあっても、
誰も使っていない制度は、実質ないのと同じで。

「お先に失礼します」の一言に、
毎回ちょっとだけ勇気が要る職場って、あります。


私が、いちばん救われた言葉

私も昼間は、企業で秘書の仕事をしています。

テレワークと出社が半々。

シングルマザーだった時期も、
働いていました。

あのころ、いちばんありがたかったのは、
制度でも、手当でもなくて。

「行ってあげて」

この一言だったなと、いまでも思います。

記事の中でも、勤続10年目のシングルマザーの方が
「もう休んでいいよと快く送り出してもらえたのが何よりありがたかった」
と話していました。

同じだ、と思いました。

人は、許可されて初めて休めるんですよね。

自分では、なかなか自分に許可を出せない。


婚活も、たぶん同じです

ここから、私の本業の話を少しだけ。

この記事を読みながら、ずっと考えていたのは、
これは職場の話だけじゃないな、ということでした。

家庭も、まったく同じ構造をしています。

「困ったら言ってね」と言ってくれる人。

言われなくても、皿を洗い始める人。

子どもの熱で予定が飛んだとき、
ため息ではなく、スケジュールを開いてくれる人。

再婚を考えるとき、 条件欄の年収や年齢はどうしても目に入ります。

でも、いっしょに暮らしてから効いてくるのは、
その人の中に「お互い様」があるかどうか、なんですよね。

お見合いや交際中に、こんな場面があります。

  • こちらの予定変更に、どう反応したか

  • 自分の失敗を、どう説明したか

  • 店員さんへの態度が、機嫌で変わるか

派手ではありませんが、けっこう正直に出ます。

「大丈夫だよ」を、 条件つきでしか言えない人もいます。

そこは、ゆっくり見ていいところだと思っています。


ここだけは、笑わずに書きます

いい話で終わらせたくないので、正直に書きます。

まず、今回ご紹介した5社は、
あくまで表彰された企業の一例です。

すべての職場が、こうではありません。

制度が整っていても、
現場の空気が追いついていない会社もあります。

逆に、制度は少なくても、
びっくりするほど働きやすい職場もあります。

だから、この記事を読んで
「うちの会社はダメだ」
と一足飛びに転職を決める必要はないと思っています。

(私は転職の専門家ではありませんので、
働き方のご相談は、お住まいの自治体の
ひとり親相談窓口や マザーズハローワークなど、
専門の窓口もご検討ください)

そして、婚活のほうも同じです。

やさしい言葉をくれる人が、
必ずしも、日常から逃げない人とは限りません。

「お互い様」は、言葉ではなくて、
行動の蓄積で見えてきます。

だから、相手選びだけは慎重に。

急がなくて大丈夫です。

これは、子連れ再婚を経験した私が、
いちばん強く思っていることです。


支えてもらうことは、負けではない

記事の最後は、こう締めくくられていました。

誰もが働き続けやすい職場をつくることが、
結果としてひとり親の就業支援につながっている。

いい言葉だな、と思います。

ひとり親のための特別な配慮、ではなくて。

誰にでも起こりうることに、みんなで備えておく。

家族も、たぶんそうです。

完璧なヒーローは要らなくて、
「今日は代わるよ」と言える人が、
ひとりいればいい。

そういう人と出会うために婚活があるんだと、
私は本気で思っています😊


まだ、相談じゃなくて大丈夫です

「働きながら婚活なんて、無理じゃないかな」
「子どもが小さいうちは、まだ早いかな」

そんな段階のご相談が、いちばん多いです。

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この記事は、ma cherie ange の note(https://note.com/tomo06103280/n/n2556e4ee923b)に掲載した内容を、このサイト向けに転載しています。